耳血種

犬の仕事で忙しくしていたある日…
ようやくかまってもらえると嬉しそうに見上げた龍当店のラブラドール初代龍之介の耳がレモンのようにパンパンに腫れていました。

 

耳血種でした。

 

ぐるぐる巻きのバンテージは耐えられなかったようで直ぐに取り外すの繰り返し。


他の犬は先ず無理な処置だそうですが、ピアスのようにカテーテルを耳先に穴を開けて垂らし24時間体液を抜く方法が良かったようで、乗り切りました。


注射器で毎朝毎晩飼い主さんが体液を抜く作業を強いられることもあります。
パンチングオペだけは嫌でしたので、ピアス方式で乗り切りました。


完治した頃には、あんなに綺麗だった耳が柔道の選手がなるように変形して硬くなりました。

 

それ以来、飼い主さんには伝えています。


龍之介初代、二代と凄まじい病いの連続でしたが、その経験を大切なお客様に

還元させていただいています。

 

やはり同じラブラドールのお客様の愛犬がご来店時に赤く熱を持ってややぽってりしていたのです。耳血腫の疑わしい状態です。

 

オゾン水で洗浄、シャンプー後にドクターに直ぐに診てもらうように促すと。

直ぐにお電話くださいました。

ドクター曰く、この初期の初期の耳血腫を見つけるトリマーさんが居るとはお見事です!あまりにも初期で病院で処置はなくその後の経過に留意したそうです。

 

当店の耳洗浄も功を成して完治されました!


飼い主さんは大喜び!私も心から嬉しかったです。


一頭でも快適に長生きして欲しい!その想いで開業して結果が出せた瞬間です。

誇りに思う仕事の一部です。

 

価値ある価格設定。


それこそが未病予防につながり、病院費用、嫌なお薬の投与も避けワンチャンに負担なく過ごしていただける仕事をさせていただいています。

 

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